【文字起こし】石川 和男 あなたの過去は変えられる(DAF18より)

DAF18に登壇した石川和男さんのスピーチ文字起こしです。(公式ブログより転載)


「他人と過去は変えられない」

「自分と未来は変えられる」
とよく言われています。

でもセミナー講師には少なくとも
「他人は変えられる」

と言ってもらいたいです。

例えば
「時間は命ですよ」
という話をすることによって
残りの人生を有意義に過ごそう、と変えられます。

「逃げていいんだよ」
ということを伝えることによって
会社を辞めたり学校を辞めてもいいんだ、
というように
選択肢の幅を広げるように変えられます。

自殺しようと思っている人を

言葉の力で踏みとどまらせることができます。

それがセミナー講師の役割だと思っています。

そしてセミナー講師以外でも
家族であっても兄弟であっても
そして親子であっても
「他人」というカテゴリで言うと
変えなければならないと思ってます。

だからまず「他人は変えられる」。

もうひとつ。

「過去」も実は変えられるんですね。

みなさんご自分を
今からする話の主人公だと思って聞いてください。

みなさんが徹夜しました。
そして電車に乗り込みました。

目的地まで30分です。
目的地に行くまで寝たいなぁと思ったら
ちょうど席が空いていたから座る。

座ったら子供が二人わーっと入ってきて
(裏声で)
「ぽくミッキー!」
「ミニー!」
…中国のディズニーのクオリティみたいな…(場内笑)

父親が来たからちょっと安心した、

注意してくれるんだろうと思ったら
注意もしないで父親は座る。

何をやってんだ腹立つな、
このバカ親このクソガキとか思いませんかみなさん?

腹立ちます。
せっかく寝られるのにわーわー騒いで。

これは怒りとか不愉快とか不快という
「過去」に囚われています。

もう仕方ないなぁとと思って
車両を変えて移動するんだけれども
怒りが収まらない。

あの父親の子供だったら
母親もどうせロクでもないんだろうなという
「過去」に支配されているんですね。

次の日怒りが収まらなくなって
友達のところに行って
昨日こんなことがあったんだよと言うんです。

すると友達は言いました。
 

「偶然だけど俺の友達もその車両に乗ってたんだよ。

おまえ向こうの車両に行って気づかなかったもしれないけど」

友達の友達が勇気を出して言いました。
「お子さんうるさいですよ」。

すると父親は謝りました。
「すみませんまったく気付きませんでした」。
 

外野から
「気付かねえわけないだろボケ」
と怒りの乗客の声がしました。
 

すると父親はこう続けました。


「本当にすみません。今注意します。

実は今病院で妻がこの世を去ったんです。
3日前交通事故に遭いました。
目を閉じている妻を見て子どもたちは
早くディズニーランドに行こうと言うんです。
でももう目が開かないんです。
そして私はつい子供に嘘を言いました。
お母さんはいつも働いていて、
おまえらの面倒を見て、

掃除して片付けして送り迎えしてくれて
疲れているから寝かせてあげようよ。
そう言ってしまったんです。」

あぁそうだったんだ…と、
みなさん思いませんか?

今の感情はどうですか?
慈しみとか不安とか心配とか同情とか、
可哀想、これからどうなるんだろうとか。

一瞬にして「過去」というものは変わるんですね。

あの日あの子たちが
ミッキーとかミニーのマネをしていたのは
ディズニーランドに行こうと思っていからだったんだ…

という形で自分の「過去」を変えられるんです。


「人間万事塞翁が馬」という話があります。
端折って少しアレンジして話します。

塞翁の馬が逃げたんです。
農耕に使う大切な馬です。
村人たちは言いました。
「大変だな塞翁」。

その後、逃げた馬が雌馬を連れて戻ってきたんです。
村人たちは言いました。
「やったじゃん超ラッキーじゃん、

 雌馬も連れてきてくれてこれで楽になるね」

ところが18歳の子供がその雌馬にから落馬して

手首を折ってしまったんです。

「大変だな働き手がそういう風になっちゃって、

でも手首が折れたくらいだったら自然に治るから」
と村人たちは慰めました。

すると戦争が起きて
塞翁の村の若者たちは全員戦争に駆り出さました。
ほとんどの若者は亡くなり、
わずかな人数だけが村に戻ってきました。

塞翁の息子は手首の骨が折れていたので
戦争に行かずに済みました。

手首が折れた時は
すごく大変、この子がかわいそうと思ったけれども
手首が折れていたからこそ戦争に行かずに済んだので
結果的には良かった。

馬が逃げてしまった、
逃げて行ったおかげで雌馬を連れてきてくれた、

雌馬を連れてきてくれたからこそ
戦争に行かずに済んだ…
という話につながるんですね。

なので、何が良いのか悪いのかは

過去の時点ではわからないんです。

私の大学時代のある友達は首席で大学を卒業しました。
そして超一流企業に入社したんですね。
みんな「いいね」「良かったね」
「羨ましい」「頑張ってね」

言っていたんですけれども、
入社して数日後の会社の歓迎会の帰り道に
交通事故で死んでしまったんです。

(客席「かわいそう」)

そうなんです。
でもそれはそういう状況になったからこそ
かわいそうだと気付くのです

もし不本意な第二志望や第三志望の企業に就職していたら
今でも幸せに生活していたかもしれない。

でも第二志望や第三志望の企業に就職していたら
彼はその時は「第一志望の企業に行きたかったんだ」と
嘆き苦しみ愚痴を言ったかもしれないのです。
 

私は何を言いたいのかというと、
少なくとも今ここに来るだけの力があるなら
過去にどんなことがあったとしても
みなさんはとりあえず「良かった」と思えるんです。

例えば、
高校受験に失敗した、大学受験に失敗した、就職に失敗した、
彼女にフラれた、彼氏にフラれた、大失恋をした、
でもそれによって、
今ここにいることができる、

あの子にフラれたからこそ今自分の子供に出会うことができた、
あの子にフラれなかったまた違う人生で
今の二人の子供には出会えなかったと思った時に、
「今幸せなんだな」と思うんです。

では、これからどう過ごすのがよいのか?

「今日」という日は
「明日」になるともう「昨日」になるんです。
つまり「明日」になったらもう
「今日」という日は過去なんです。

だから今日を楽しむ、今日を充実させて過ごす、
今日を悔いなく生きいれば、
絶えず過去は満足できる充実した人生になるんです。

なので

ぜひ今悔いなく生きるために
今日を楽しむ、今日充実させる、
今日を家族のために過ごす、自分の趣味のために過ごす、
自分がこうありたいなという姿で過ごし続けることによって
過去は輝きます。

そして未来は自分で作っていくものです。

なので
他人は変えられます。
過去も変えられます。
未来も変えられます。

そして
あなた自身もあなたの力で変えることができます。

ご静聴ありがとうございました。

(場内拍手)

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